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ファイル共有 FAQ

ファイル共有の話題についてです。

私が、実際に体験したノウハウなどをまとめたものが中心となっています。

Mac でファイル共有するためには何が必要?

ネットワークに繋がっている Mac が10 台程度までであれば、MacOS に標準で付いている「ファイル共有」だけでも共有が可能です。

ただ、この共有を ON にしているマシンでは、通常の OS やソフトを動かす動作のほかに、ファイル共有の処理も行わなければいけないために、共有が OFF のマシンよりも動作が遅くなります。

さらに、作業中のマシンにコピーしたりしようとすると、負荷がかかりすぎたり、フリーズの原因となってしまいます。

システムが不安定になる傾向は、ファイル共有が OFF の時よりも ON の時の方が多いです。

これは、ネットワーク間でのコピーがシステムにかなり負担になっているためと思われます。

Mac が 2 〜 3 台程度で、コピーすることがほとんど無いという状況であればこれでも実用にはなると思いますが、会社などで使うには、ちょっと不安です。

こういった場合には、ファイルサーバーを設置することをお勧めします。

ファイルサーバーを介してファイルのやり取りを行う場合は、各マシンの「ファイル共有」は OFF で良いため、各マシンでの速度や安定度も増します。

Mac 向けのファイルサーバーには何があるの?

Mac の AppleTalk や AFP via TCP/IP に対応したファイルサーバーには以下のものがあります。

  ・Mac OS X Server(AppleTalk,AFP via TCP/IP)

  ・AppleShare IP Ver5.x 以降 (AppleTalk,AFP via TCP/IP)

  ・Windows NT Server (AppleTalk)

  ・CAP (AppleTalk, AFP via TCP/IP)

  ・netatalk (AppleTalk, AFP via TCP/IP)

AppleTalk は、昔からある Mac 用のファイル転送のプロトコルです。
ただ、他のプロトコルと比べて遅い部分があるので、これを改良した AFP via TCP/IP (AppleTalk over TCP/IP) という新しいプロトコルが最近の MacOS ではサポートされています。

MacOS8 以降では AFP via TCP/IP が標準で使えますので、これに対応したサーバーを導入すれば快適です(^^)

Apple 純正のファイルサーバーである AppleShareIP は、AppleTalk と AFP via TCP/IP の両方をサポートしています。
操作や管理も比較的簡単で、非常にお勧めです。

AppleShareIP Ver6.1 からは、WINDOWS へファイルを共有できる機能も標準でサポートされますので、Mac と WINDOWS の混在環境でも安心です。

Mac OS X Server は、AppleShareIP6.1 のような WINDOWS とのファイル共有機能はまだサポートされていませんが、今後はこちらの環境にサーバー製品は移行して行くと思われますので、今後のことを考えるなら、こちらも検討しておく必要はあると思います。
なお、Mac OS X Server は Macintosh ライクな UNIX なので、NFS は標準でサポートしています。

NT Server は、WINDOWS 用のファイルサーバーですが、オプションの Service for Macintosh をインストールすると、AppleTalk での共有が可能となります。

ただ、WINDOWS ライクな操作や管理になってしまうので、Mac に慣れているユーザーには難解な部分が多いと思います。

また、AFP via TCP/IP には現時点で未対応なため、AppleShareIP Ver6 が出た今となっては、Mac 側からみると見劣りしてしまいます。

NT Server は、WINDOWS が中心の環境では威力を発揮しますので、そういった環境の方は検討されてもいいかもしれません。

Service for Macintosh は NT Server のみインストール可能です。
NT workstation や Windows 3.1/95/98 にはインストールできません。

CAPnetatalk は、UNIX 上に Mac のファイルサーバー機能を実装するソフトです。

UNIX の操作/管理が必要となりますので、誰でも簡単に・・・という訳には行きませんが、長年の信頼性を重視したいということであれば、それに見合うだけのものはあると思います。

また、これらのソフトがフリーソフトであるという点も魅力の一つになるかもしれません。

AppleShareIP や NT Server の場合は市販ソフトであるということで、同時ログインできるユーザーの数は購入したライセンス数までですが、CAP や netatalk はフリーのソフトですので、その辺の制限はありません。

サーバーのパフォーマンスが許すかぎり、ログイン/作業することが出来ます。
これは、ユーザーが多い企業では大きなメリットになるかもしれません。

最近は、FreeBSD や Linux 向けの本で、CAP や netatalk を扱ったものも増えていますので、そちらも参考にしてみてください。

大きく分けると、以上の 4 種類のサーバーがあります。

あとは、お使いになる環境や、管理者のレベルに応じて検討されるのが良いと思います。

どれだけのサイズのボリュームがマウントできるの?

マウントできるサイズは、MacOS のバージョンによって異なります。

System7.5.3 以前2GB
System7.5.5 以降4GB
MacOS8 以降2TB

ただし、残り容量で表示可能な最大の容量は、2GB です。

それ以上のボリュームをマウントした場合は、残り容量は 2GB(1.9GB) までしか表示されませんが、実際にはそれ以上利用することが出来ます。

残り容量が 2GB を切った時点から、正常に表示されるようになりますので、実用上は問題ありません。

実際に、10GB といったネットワークドライブを作成し実用してみた経験がありますが、まったく問題なく使用できました。

なお、HFS フォーマット(Mac OS 標準)のドライブでは、リソースフォークを含めたファイル数が 65535 を越えると、Finder がフリーズするという現象が発生することがあります。

この問題を解決するには、マウントするドライブのフォーマットを HFS+ (Mac OS 拡張)にする必要がありますが、現在のところこれに対応しているのは、AppleShareIP 5.x 以降のみです。

NT Server では、65535 ファイルを越えたドライブは、システムのログに警告の記録が残りますが、Mac 側には警告されませんので、注意が必要です。

CAP や netatalk でこの問題に対応しているという情報は今のところ確認できていません。

長いファイル名のファイルあるフォルダを開くとフリーズするんだけど?

UNIX や NT Server のドライブをマウントしている際に、それらの OS では長いファイル名が使えますが、Finder は 32 文字までのファイル名にしか対応していないために、この問題が発生します。

32 文字以上のファイル名がある場合、フォルダを開いた際にいきなり Finder がフリーズしてしまいます。

残念ながら、32 文字以上に対応した Finder は、現在のところリリースされていません。

解決策としては、Mac と共有しているボリュームでは 32 文字以上の長いファイル名を使わないように他機種のユーザーに、お知らせ&徹底するしかありません。

マウントしたドライブのアイコンがダンスする

MacOS8 でまれに起こる現象のようです。(私は未確認)

ほんとに、アイコンがダンスを始めるわけでなく、サーバーのアイコンが何らかの理由で描画される位置がずれていくので、その様がダンスしているようだ!ということで、こういう風に言われています。

netatalk ではこれに対応したパッチがあります。

NT Server では、公式な形ではパッチなどは出ていませんが、この問題が出る場合にサポートに連絡すると、対応パッチが提供されるという情報があります。

このパッチが、サービスパック 4 or 5に収録されているのかどうかは不明です。

認証方式が違うドライブをまとめてマウントできない

これは、セレクタの問題っぽいです。

複数のサーバーをマウントする際には、すべてのサーバーに対して Apple 純正の認証方式をとってしまうようで、その中に、Microsoft の認証方式等のサーバーが含まれていると、そのサーバーだけマウントできないと言った現象が発生します。

この不具合の回避方法は、認証方式の違うサーバーは、Apple 純正認証方式のサーバーのマウントとは同時に行わないということです。

この情報は、Ryu!の独自調査などに基づいたものです。
間違い等がありましたら、ご連絡ください。

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